ジェントルマックスプロプラスのパルス幅の違いによる脱毛効果の差は? 3ms vs 2ms

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    • 脱毛全般
    • 公開日: 2022.11.11
    • 更新日: 2023.07.25

パルス幅の違いによる脱毛効果の差は? 3ms vs 2ms

レーザー脱毛では、メラニンに特定の波長の光が周辺組織へのダメージを与えることなく、標的となるメラニンのみにターゲットとして安全に熱を吸収させることができます。スポットサイズ、フルエンス、パルス幅、表皮保護の要素を調整していく必要があります。

専門用語の説明

波長

熱吸収スペクトルといわれ、ターゲットとなるメラニンへのエネルギーの吸収を決定します。

フルエンス

J/cm2 の単位で表記され、エネルギーが面積に対して照射された熱量を示します。表皮の保護が可能であれば、フルエンスが大きいほど効果は高くなります。

スポットサイズ

治療する照射面積のことです。

パルス幅

照射されたエネルギーの時間的長さです。

表皮保護

皮膚を熱によるダメージから保護するためエアクーリング、コンタクトクーリング、冷却ガスによるクーリング冷却などがあります。

シネロンキャンデラ社の照射実験

パルス幅の違いによる脱毛効果の差は? 3ms vs 2ms

レーザー脱毛において、755nmと1064nmの2波長を搭載したジェントルマックスプロが世界的に有名です。その理由は、1台ですべてのスキンタイプへ適応しパワフルな照射が可能だからです。フルエンス、スポットサイズ、パルス幅の設定方法によって効果に差が出ます。

レーザー脱毛を発明したDr. Andersonは、細い毛の治療のためには、より短いパルス幅が必要と提唱しています。多くの脱毛レーザーは3ms~30msで設定されているため、より短いパルス幅を実現したキャンデラ社を筆頭に、各医療脱毛機器メーカーは、産毛の脱毛とパルス幅の関係を研究しています。

3ms以下のパルス幅の研究は多くはないのですが、キャンデラ社の最新の脱毛機器である「GentleMax Pro Plus」を用い、755nmと1064nmの波長で、2msと3ms のパルス幅を用いた、脱毛研究についてまとめていきます。

実験内容

【パルス幅】
身体の右側を2ms、左側を3msで照射
【設定】
スポットサイズと出力はどちらも同じ設定
【期間・回数】
8〜12週間の間隔で計4回の照射
【部位】
脇、背中、脚、顔、腹部
【レーザー】
色白な方のうぶ毛にはアレキサンドライトレーザー、色黒な方のうぶ毛にはYAGレーザーを照射
【被験者】
14名

【結果】 平均減毛率

アレキサンドライトにおいては、2msによる治療の平均減毛率は57.3%、3msによる治療の平均減毛率は46.1%でした。 ヤグレーザーにおいては、2msによる治療の平均減毛率は65.4%、3msによる治療の平均減毛率は 57.1%となりました。

結果、14名合計のモニター全員では、パルス幅が2msによる治療の平均減毛率は58.5%で、3msによる治療の平均減毛率は48.5%でした。

【結果】 痛み

痛みはアレキサンドライトレーザーよりもYAGレーザーのほうが強い結果となりました。

【結果】 まとめ

ジェントルマックスプロプラス パルス幅を2msに設定できる

この調査で、パルス幅3msと2msで治療を比較すると、2msの方が効果的な結果を得られたことなります。 背景には毛の直径が小さくなる、つまりうぶ毛になるにつれて、より短いパルス幅が必要になる理論と一致しています。

ジェントルマックスプロの製造元であるキャンデラ社は長年、通常3msのパルス幅を推してきました。しかし、理論的には毛根が太い毛は、医療脱毛の初期段階では長いパルス幅を用いることが有効とされ、2msでの治療は、医療脱毛の最終段階で細い毛や脱毛が困難な毛が残っている際に使用することが推奨されています。

2msのパルス幅を治療の初期段階で使用するには、豊富な臨床経験が必要になります。医療脱毛の結果は、波長、スポットサイズ、フルエンス、表皮保護、そして今回の研究でみられたようにパルス幅を含むパラメーターが重要となります。キャンデラ社の研究ではジェントルマックスプロプラスは、2msのパルス幅によって、細くて脱毛困難な毛の治療において、有効であると結論づけています。

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