二の腕のぶつぶつの原因と治し方!皮膚科の医療脱毛で治ったって本当?

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    • 公開日: 2022.10.05
    • 更新日: 2022.10.07

二の腕のぶつぶつの原因と治し方!皮膚科の医療脱毛で治ったって本当?

「二の腕にあるぶつぶつの正体は何なの?」
「見た目が気なるからノースリーブが着られない…」

この記事をご覧のみなさんは、二の腕の外側や背中にあるぶつぶつでお悩みではないでしょうか。

二の腕のぶつぶつは、毛孔性苔癬という遺伝性の非炎症性角化症の可能性が高いです。毛孔性苔癬は皮膚科で治療できますし、医療レーザー脱毛で改善する場合もあります。この記事では、二の腕のぶつぶつの治し方や美容皮膚科の治療内容、NGホームケアについてご紹介しますのでぜひ参考にしてくだい。

二の腕のぶつぶつ…原因は「毛孔性苔癬」かも

二の腕のぶつぶつの原因は、「毛孔性苔癬(もうこうせいたいえん)」や「毛孔性角化症(もうこうせいかくかしょう)」と呼ばれる、皮膚疾患である可能性が高いです。では毛孔性苔癬とは、一体どのような症状や特徴がある皮膚疾患なのでしょうか?

毛孔性苔癬とは

毛孔性苔癬
毛孔性苔癬

毛孔性苔癬とは、二の腕や太ももの外側に1~3mmほどの赤い発疹が無数にできる、皮膚疾患の一種です。主に10代後半から目立ち始めて、40代ごろには改善します。発疹を触った感覚がぶつぶつ&ザラザラしているため、俗に「サメ肌」とも呼ばれています。

ぶつぶつができる原因は、「毛孔(毛穴)」の角化(皮膚のターンオーバー)が乱れることです。その結果、皮膚の表面にある角質が分厚くなり、毛孔に古くなった角質が溜まって隆起することで、皮膚が盛り上がってぶつぶつとした発疹ができてしまうのです。

毛孔性苔癬のでき方

毛孔性苔癬はニキビと同じく「毛包(毛根を包む組織)に発疹、発赤が起こる皮膚疾患」ですが、発疹ができる原因そのものに違いがあります。毛孔性苔癬は角層の過角化によって発疹ができる反面、ニキビは毛孔に詰まった皮脂をエサとするアクネ菌が増殖することで発疹ができます。

毛孔性苔癬の症状

毛孔性苔癬の主な症状は、先述した通り、二の腕の外側などにぶつぶつとした小さな発疹が無数にできることです。毛孔性苔癬の発疹は、二の腕の外側だけではなく、背中や肩、ヒップや太もも、フェイスラインなどに出るケースもあります。

毛孔性苔癬の発疹自体は肌色や白色、褐色ですが、軽度の炎症から、周辺の皮膚に赤みが出るのが特徴です。毛孔性苔癬は見た目以外の症状は特になく、まれに痒みを伴うものの、ニキビと違って痛みを伴うことはありません。

毛孔性苔癬
毛孔性苔癬

毛孔性苔癬を発症する原因と悪化する原因

毛孔性苔癬を発症する原因(角化が進む原因)は、主に遺伝的要因(生まれつき)であると考えられおり、ホルモン代謝異常、ビタミンA代謝異常などが関与している可能性が指摘されています。アトピー性皮膚炎や肥満傾向の方は、毛孔性苔癬の発症率が高くなると言われています。

また、毛孔性苔癬が悪化する原因として、肌の乾燥や角質の損傷も指摘されています。紫外線などの刺激、カミソリによるシェービング、ムダ毛処理は、毛孔性苔癬が悪化する原因に直結してしまいます。

毛孔性苔癬を発症しやすい人

毛孔性苔癬を発症しやすいのは、思春期、特に10代の女性です。20代以降は加齢とともに症状が軽減し、30代以降には自然とぶつぶつが消えていくのが一般的です
毛孔性苔癬を発症しやすいのは、思春期、特に10代の女性です。20代以降は加齢とともに症状が軽減し、30代以降には自然とぶつぶつが消えていくのが一般的です

毛孔性苔癬を発症しやすいのは、思春期、特に10代の女性です。20代以降は加齢とともに症状が軽減し、30代以降には自然とぶつぶつが消えていくのが一般的です。

毛孔性苔癬は良性の皮膚疾患ですので、見た目さえ気にしなければ、特別な治療などは必要なく、放置しても問題はありません。しかし見た目を気にして、毛孔性苔癬の治療を考えられる若年層の女性が多いのも事実です。

二の腕のぶつぶつが医療レーザー脱毛で治った?!

「二の腕のぶつぶつが医療レーザー脱毛で治った」という噂を聞いたことがある方もいらっしゃると思います。コレって本当なのでしょうか?それともただの噂なのでしょうか?

医療レーザー脱毛で改善する可能性あり

二の腕のぶつぶつ(毛孔性苔癬)は、美容皮膚科での医療レーザー脱毛で改善する可能性はあります。この理由は、医療レーザー脱毛をしてムダ毛が無くなることにより、以下のような効果が期待できるためです。

ムダ毛がなくなることにより…

❶ 毛穴に角栓が詰まりにくくなった
❷ 悪化の原因となる自己処理の頻度が少なくなった

ただし医療レーザー脱毛は「脱毛」を目的としており、毛孔性苔癬の「レーザー治療」とは目的や仕組みそのものが異なります。必ずしも「医療レーザー脱毛で毛孔性苔癬が治る」という効果が保証されている訳ではありませんのでご注意ください。パルス幅を狭く設定したアレキサンドライトレーザーは、表面を弾くような作用で一時的にすべすべにすることもできます。

二の腕のぶつぶつ改善+脱毛+シミ改善も?!

毛孔性苔癬の改善を期待しつつ医療レーザー脱毛をしたい方は、アレキサンドライトレーザーが搭載された医療レーザー脱毛機がおすすめです。実際に「アレキサンドライトレーザーで毛孔性苔癬の治療の効果が実証された」と、複数の論文で報告されています。アレキサンドライトレーザーが搭載された医療脱毛機器であれば、厚生労働省から認可された「ジェントルレーズプロ」「ジェントルマックスプロ」「ジェントルマックスプロプラス」が代表的です。

毛孔性苔癬の改善を期待しつつ医療レーザー脱毛をしたい方は、アレキサンドライトレーザー搭載のジェントルマックスプロがおすすめ
毛孔性苔癬の改善を期待しつつ医療レーザー脱毛をしたい方は、アレキサンドライトレーザー搭載のジェントルマックスプロプラスがおすすめ
毛孔性苔癬の改善を期待しつつ医療レーザー脱毛をしたい方は、アレキサンドライトレーザー搭載のジェントルマックスプロ、ジェントルマックスプロプラスがおすすめ

アレキサンドライトレーザーの波長は755nmで、メラニン色素に吸収されることで熱エネルギーに変換され、メラニン色素を含む毛乳頭や周囲の組織を破壊します。ジェントルシリーズは他の脱毛機種に比較して、パルス幅(熱を放出する時間)が短いと瞬間的に毛幹を焼灼するため、毛孔角化を弾くように平坦化することが期待できます。

また、表皮のメラニン色素に特異的に熱吸収させるため、レーザーフェイシャルといわれシミやニキビ跡などの色素沈着の改善も期待できます。アレキサンドライトレーザーの代名詞であるジェントルレーズプロ、ジェントルマックスプロ、ジェントルマックスプロプラスは、高い脱毛効果だけではなく、二の腕のぶつぶつの改善やシミやニキビ跡の改善も期待できます。

二の腕のぶつぶつの治し方!メリットとデメリット

二の腕のぶつぶつ(毛孔性苔癬)の治し方は、様々な選択肢があります。皮膚科であれば一般皮膚科と美容皮膚科がありますし、エステティックサロンやドラッグストアなどで販売されている市販薬を使う方法もあります。

皮膚科での治療がおすすめ

本格的に毛孔性苔癬の治療を行うのであれば、皮膚科(美容皮膚科か一般皮膚科)を受診しましょう
本格的に毛孔性苔癬の治療を行うのであれば、皮膚科(美容皮膚科か一般皮膚科)を受診しましょう

本格的に毛孔性苔癬の治療を行うのであれば、皮膚科(美容皮膚科か一般皮膚科)を受診しましょう。診断、治療の内容から考えて自然な選択だと思われます。

一時的なピーリング効果であればエステティックサロンやドラッグストアで市販薬という選択肢も良いです。しかし、大前提として「二の腕のぶつぶつが毛孔性苔癬か否か」を見極める必要があります。湿疹と間違えた診断をして、症状が悪化してしまっては本末転倒です。

確実な効果と安全のためには、皮膚科、美容皮膚科で診察をしてもらって、症状に合った治療法を提案してもらうことが大切です。

二の腕のぶつぶつの皮膚科での治療法

二の腕のぶつぶつは皮膚科で治療が可能ですが、皮膚科には「美容皮膚科」と「一般皮膚科」があります。それぞれ治療内容に違いがありますので、整理しておきましょう。

一般皮膚科での治療法

一般皮膚科であれば、保険診療で使える外用薬(塗り薬)を使った治療法が一般的です
一般皮膚科であれば、保険診療で使える外用薬(塗り薬)を使った治療法が一般的です

一般皮膚科であれば、保険診療で使える外用薬(塗り薬)を使った治療法が一般的です。

皮膚科の保険診療で処方されるのは「ケラチナミンコーワ」や「パスタロン」「サリチル酸ワセリン」が一般的で、これらには角質を柔らかくする作用がある尿素や、ピーリング成分、血行促進成分・抗炎症成分・保湿成分などが配合されています。なお、炎症が強い場合や痒みを伴う場合は、ステロイド外用薬が用いられることもあります。

一般皮膚科は保険診療となるので費用を抑えられますが、あくまでも疾患の治療が目的ですので、劇的な美容効果を実感するのは難しいのが現状です。

美容皮膚科での治療法

美容皮膚科であれば、保険診療外にはなるものの即効性が高い治療を受けることができます
美容皮膚科であれば、保険診療外にはなるものの即効性が高い治療を受けることができます

美容皮膚科であれば、保険診療外にはなるものの即効性が高い治療を受けることができます。

代表的なのは「レーザー治療」「ダーマペン4」などの美容治療ですが、「ケミカルピーリング」や医療機関専売の「ゼオスキン」を組み合わせることで、さらに高い効果を実感できます。

レーザー治療

毛孔性苔癬であれば、フラクショナルCO2レーザーを使用した治療が主流です。

フラクショナルCO2レーザーとは、レーザーをマイクロドット状に照射して細かい穴をあけ、真皮層のコラーゲン生成を活性化させ、リモデリング、新しい皮膚の再生する治療法のことです。二の腕のぶつぶつだけではなく、ニキビ跡や傷跡などの色素沈着、顔のシワやたるみなどの改善にも効果があります(脱毛効果はありません)。1回でも効果を感じることはできますが、根本からの治療を行うのであれば4~6週間間隔で、5~10回ほど繰り返し施術をするのがおすすめです。

ダーマペン4

毛孔性苔癬 美容皮膚科での治療法 ダーマペン4
毛孔性苔癬 美容皮膚科での治療法 ダーマペン4

ダーマペン4とは、髪の毛よりも細いマイクロニードルで皮膚の表面に細かい穴をあける、ペン型の電動ニードル医療機器で、1秒間に120回(1,920個)もの穴をあけることができます。

フラクショナルCO2レーザーと同じく、真皮層のコラーゲン生成を活性化させて新しい皮膚の再生する美容治療で、多くの美容皮膚科で「ヴェルベットスキン」という顔のアンチエイジング治療で用いられます。施術時はチクチクとした感覚がありますが、麻酔を塗れば痛みに耐えられないということはありません。ダーマペン4も1回で効果を感じることができますが、4〜8週間間隔で5〜10回施術を繰り返すのがおすすめです。

ケミカルピーリング

毛孔性苔癬 美容皮膚科での治療法 ケミカルピーリング
毛孔性苔癬 美容皮膚科での治療法 ケミカルピーリング

ケミカルピーリングとは、サリチル酸マクロゴールもしくはグリコール酸などを使用し、酸の力を使って肌表面に蓄積した角質を薄く剥離する施術のことです。

古い角質を剥離することで新しい肌が作り始められるので、必然的に毛穴の詰まり・ニキビ・くすみ・シミ・小じわといった肌トラブルが改善され、皮膚のターンオーバーの周期を正常化できます。強い痛みではなくピリピリする程度の感覚があり、数回施術を繰り返すことで二の腕のぶつぶつが改善します。

ケミカルピーリングはエステサロンでの施術やホームケア商品も販売されていますが、安全性や肌への負担を考えると、看護師が施術を担当する美容皮膚科で行われることをおすすめします。

ゼオスキン

毛孔性苔癬 美容皮膚科での治療法 ゼオスキン
毛孔性苔癬 美容皮膚科での治療法 ゼオスキン

ゼオスキンとは、医薬品スキンケア業界で世界的に高評価を得ているゼイン・オバジ医師による、35年以上の研究に基づいて開発されたスキンケアプログラムです。

レチノイドという角化を抑える医薬品成分が配合されており、医療機関のみでしか購入できません。 医師のカウンセリングが必要となりますが、毛孔性苔癬の治療であれば、ゼオスキン「ボディエマルジョン」という、レチノイド(ビタミンA)配合のボディケアクリームか、Wテクスチャーリペア、セラピューティックプログラムが適応になるかと思います。

通常の化粧品とは使い方や注意点が異なりますので、医師の指導を守って使用しましょう。

二の腕のぶつぶつ治療中のNGホームケア

どのような毛孔性苔癬の治療中であれ、ホームケアは欠かせません。しかし、間違えたホームケアをしていては、逆に二の腕のぶつぶつが悪化することも…。この章で毛孔性苔癬の治療中にやってはいけない、NGホームケアについて知識を深めておきましょう。

二の腕のぶつぶつを潰すのはNG

「気になるから」「早く治したいから」と、二の腕のぶつぶつを潰すのはNGです。

ぶつぶつを潰すと毛穴が炎症を起こして悪化するだけではなく、色素沈着となって跡が残る可能性があります。二の腕のぶつぶつは、徹底した保湿と日常的な刺激を避けることが重要です。

カミソリでの自己処理はNG

カミソリによる自己処理は皮膚の表面を削り取るため、肌の乾燥を招いて二の腕のぶつぶつが悪化することが多いです。さらにカミソリの刃が肌を傷つけ、傷口から細菌が入って症状が悪化することもあります。

だからこそ医療レーザー脱毛ですが、どうしても自己処理が必要な場合は、電動シェーバーを使って優しく肌を傷つけないように自己処理を行い、入念な保湿を心がけましょう。

スクラブやアカスリの使用はNG

二の腕のぶつぶつに、ボディスクラブやアカスリを使用するのはNGです。

美容皮膚科でのケミカルピーリングは古い角質のみを剥離して落としてくれます。継続して通院することで、肌への刺激は最小限にしてなめらかなお肌へと変化させていきます。その反面、安価で手に入るボディスクラブやアカスリなどは肌への刺激が強く、炎症を起こして毛孔性苔癬が悪化する可能性があります。ホームケアで古い角質を落とすのであれば、たっぷり泡立てた石鹸で優しく洗うのが良いでしょう。

まとめ

二の腕のぶつぶつを気にされているのは、10代、20代の女性が大多数かと思います。本格的な治療をお考えであれば、迷わず皮膚科で医師に相談しましょう。

美容皮膚科で医療レーザー脱毛で施術すれば、脱毛効果と同時に二の腕のぶつぶつの改善も期待できます
美容皮膚科で医療レーザー脱毛で施術すれば、脱毛効果と同時に二の腕のぶつぶつの改善も期待できます

また美容皮膚科で医療レーザー脱毛で施術すれば、脱毛効果と同時に二の腕のぶつぶつの改善も期待できます。まずは医療レーザー脱毛を行なって、それでも満足できなければ毛孔性苔癬の治療をスタートするのが良いと思います。

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