脱毛後の正しいスキンケア「保湿は重要、冷やしすぎはNG」

脱毛直後の肌は非常にセンシティブ。アフターケアはたっぷりと保湿してうるおいを届けるとともに、温めないようにすることが肝心です。でも肌を必要以上に冷やすことはNG。冷やしすぎは、せっかくのレーザー脱毛の効果を損ねてしまいます。

脱毛直後の肌はカラカラ状態。その理由は?

医療レーザー脱毛でもフラッシュ脱毛(光脱毛)でも、光を照射した後の肌はカラカラに乾きがちです。肌に当てた光エネルギーはメラニンと反応すると熱エネルギーに変わり、毛根や毛乳頭にダメージを与えます。そのときの熱が、肌の水分もうばってしまうのです。

 

エステの光脱毛より医療レーザーのほうが脱毛効果は高い

エステサロンの光脱毛は光の出力が弱いので、脱毛効果はあまり期待できませんが肌への刺激も最小限です。脱毛が目的なので一概にメリットとは言えませんが…。

それに対し、医療レーザーの出力はある程度強くメラニンへの反応性も良いので、脱毛効果が高いかわりに肌のダメージや水分不足にも注意しなくてはなりません。

 

医療レーザー脱毛ではワザと毛穴をヤケドさせる?

医療レーザーで永久脱毛できるのは、照射した光の熱で毛根や毛乳頭を焼き切ってしまうからです。毛根の組織を完全に破壊して二度と毛が生えないようにする。この「不可逆的変化(二度と元には戻らない変化)」を起こしてはじめて、永久脱毛することができます。

 

ですから、そのためにワザと毛穴にヤケドを負わせている、という表現はあながち嘘ではありません。一つ一つの毛穴にレーザーが照射されるのはほんの一瞬ですが、照射後も毛穴は熱を持ち続けて、しばらくジワジワと火照ることで、脱毛効果を確実なものにします。

 

ちなみに、この不可逆的変化は医療行為にあたるので、エステサロンがやってしまうと医師法違反になり逮捕されてしまいます。だからエステサロンではワザと光の出力を弱めて照射します。何度通っても永久脱毛できない理由は、コレだったのです。

 

 

脱毛のアフターケアは保湿を重点的に

一見しただけではわからないですが、脱毛直後の肌はカラカラ状態なだけでなく、バリア機能も低下してしまっています。すぐに保湿をして肌のコンディションを整えましょう。バリア機能が下がること自体はよくないですが、それだけにすぐ保湿をすれば皮膚に浸透しやすいメリットがあります。メイクを整えてクリニックを出る前に、まずは最初の保湿をしてください。

 

脱毛後はクリニックから保湿剤や鎮静効果のある塗り薬が出るので、基本はそれを使います。塗り薬は、家に帰ってから赤みなどの症状が強く出た場合のみ、適量使って肌を治療してください。

 

UVケア剤はあらかじめ探して持参するのがベスト

ノースリーブやミニスカートなどの肌が露出する服装でレーザー脱毛を受けたり、顔脱毛を受けたりした場合は、脱毛直後の保湿とともに日焼け止めも塗る必要があります。

 

UVケアの乳液などに関してはクリニックから処方されることはないので、できれば低刺激なタイプをあらかじめ探しておいて、脱毛当日も持参しましょう。なるべく毛穴の中に残りにくいものや、ぬるま湯だけで簡単に落とせるような軽い使用感のものがよいです。後で落としやすいかどうかとSPFやPAの値は比例しませんので、肌にマイルドで日焼け止め効果が高いものであれば完璧です。

 

 

注意! 冷やしすぎるとせっかくの脱毛効果が台無しに

すでにお話したように、医療レーザー脱毛はワザと毛根にヤケドを負わせているようなもの。毛根周辺や肌の内側にメラニンがあり熱がこもりやすいことを利用して、脱毛効果を高めています。

 

イメージとしては、「脱毛後はまず冷却でしょ(×)」「ヤケドだったらとにかく冷やすよね(×)」というのがあるかなと思いますが、医療レーザー脱毛の場合は、肌を冷やしすぎて毛根の熱ダメージを回復させると、脱毛効果まで下げることになってしまいます。

せっかくレーザーに耐えた肌のがんばりを無駄にしないように、「◎レーザー脱毛後は冷やしすぎないのが正解!」と覚えておいてくださいね。

明らかに火傷の症状がある場合は、速やかに医師にご相談してください。

 

冷却ケアは保冷材ではなく、清潔な濡れタオルで

クリニックでは、脱毛施術が終わると保冷剤を使って冷却を行いますが、その時間も1分程度と短くしています。医師に聞いても冷やしすぎはよくありません、と言われるくらいなので、しつこいようですが冷却ケアはほどほどにしてください。保冷材を使うと冷えすぎてしまうので、長時間使わないようにしましょう。もし肌が火照ってイヤな場合は、清潔なタオルを水で濡らして、肌にそっと乗せる程度にしましょう。

 

 

脱毛当日の肌のケア方法

クリニックからも説明がありますが、脱毛後当日は肌が敏感になっており、刺激を与えないことが大切です。当日の入浴は、ややぬるめのシャワーで軽く流す程度にすること。

湯船にとっぷり浸かることや、体温を上げすぎてしまう温泉やサウナは控えてください。エステやマッサージも厳禁です。肌や血流を刺激すれば体が温まって、毛穴が炎症するリスクなどが高まってしまいます。

 

自宅でのスキンケア

家に帰ってからのスキンケアは、普段使い慣れた基礎化粧品で十分です。本来は刺激の少ないコスメを使うのがいいのですが、肌が敏感になっているので、使ったことのないコスメを急に使うと肌荒れする危険があります。

 

肌に刺激となりやすい化粧品の成分としては、アルコールやメントールがあります。肌の赤みが気になるときや毛穴にしみる感じがするときは、コスメのラインナップのうち、アルコールが入っていないクリームだけを使うという方法もあります。

 

また、皮膚がとくに薄くてデリケートな顔のための専用コスメは、ボディケア用のコスメよりも低刺激で安全性に配慮したものが多いので、体を脱毛した場合でも、顔用コスメでケアするとよいですよ。

 

脱毛後のスキンケアに人気のコスメブランド

コスメブランドで言うと、おすすめはMTコスメティクスや、ラ・ロッシュポゼです。クリニックで脱毛施術を行う側の看護師さんも愛用しています。

MTコスメティクスの保湿ケア&UVケア。は、レーザー照射後に赤みが出ていたり乾燥で肌がざらついたりしている状態でも使えて、ます。油分が入ってないタイプはVIOにも使いやすいため、クリニックで紹介されることもあります。

ラ・ロッシュポゼは敏感肌のためのスキンケアブランドで、MTコスメティクスと同じように保湿ケア・UVケア、そしてBBクリームなども豊富に揃っています。

 

 

脱毛翌日以降の肌ケア「部位ごとの保湿ケア方法」

脱毛部位によって保湿ケア方法は少し変わります。おすすめの方法をまとめました。

 

顔脱毛

脱毛当日や翌朝は、洗顔料を使った洗顔は避けた方が無難です。顔の皮膚はとても薄くデリケートなので、体温より低めのぬるま湯でやさしく肌を洗うようにしましょう。

指の腹でグイグイこすらないように、また伸びた爪が肌に当たらないように、十分に気をつけながら手入れします。

ひととおり保湿をしても、エアコンの効いた部屋ではあっという間にしっとり感がなくなってしまうこともあります。そんなときは、定番ですがパックが効きます。顔型のパックシートがなくてもコットンで十分です。低刺激であれば安い化粧水でよいので、思いきってたっぷりとコットンに染み込ませてから顔の上に乗せ、しばらくおきます。注意点は、コットンが乾くまで肌に乗せ続けないこと。水分が減ってきたなと感じたらはずしましょう。数日間に一度、入浴後にコットンパックをするだけでも、かなり保湿度がアップするのではないでしょうか。

 

VIO脱毛

VIOを脱毛した場合も、肌の保湿は必須です。いつも使っている化粧水や乳液をつけますが、油分のある乳液やクリームは少なめにします。太い毛が密集して蒸れやすいVIOは、油分が酸化すると炎症を起こす恐れがあるからです。

 

その他の部位

その他の部位も基本は同じで、保湿を重要視すればいつものコスメでOKです。腕や足など、肌を露出する場合はつねに日焼け止めを使います。脱毛前後に日焼けしてしまうと表皮のメラニン量が増え、レーザーによる火傷リスクが高まるため日焼けは禁物。肌にやさしい日焼け止めをこまめに塗ることを習慣にしてください。保湿とともに日焼け予防をしっかりしておけば、光老化によるシワやシミも抑えることができます。

 

赤ちゃんも使える低刺激な洗浄剤もアリ

脱毛後の肌が落ち着いて洗浄できるようになった後も、手で肌を優しくなでるように洗います。洗浄剤が残らないように、きちんとすすぐことも大切です。シャンプーやコンディショナーがヌルついて肌に残るのもよくないので、赤ちゃんにも使うことができるミノンなどの全身シャンプーを使うのも一つのアイデアです。

 

全身シャンプーは、髪の毛もボディも洗うことを想定しているので、アンダーヘアが比較的しっとりして良いという人も。VIOの毛を剃るかハサミでカットすると、チクチクして辛いですが、毛がしっとりすることでチクチク感が和らぐ効果があります。

 

 

脱毛後の肌にメイクするときの注意点

脱毛後のメイクで一番大切なのは、とにかく「摩擦」を避けることです。この点はメイクの段階だけでなく、洗浄や保湿の際も気をつけてください。
化粧下地やファンデーションなどを肌につけるときは、ポンポンと、やさしく肌に乗せる&軽くはたくような感じで行うのがポイントです。

ファンデーションの種類は好みにもよりますが、一般的にはパウダーよりもリキッドのほうが保湿力という意味では、しっとりと仕上がりやすいです。ただ、リキッドはどうしても肌に塗り伸ばさなくてはならないので、ポンポンとはたくだけで良いパウダーのほうが摩擦は少なくてすむかもしれません。

リキッドファンデなどを肌につけるときは、人差し指を使うと力が入りすぎてしまうことがあるので、中指や薬指を使うとよいでしょう。ナチュラルメイク派の人はBBクリームを使うことも多いと思いますが、できるだけ伸びの良いタイプを選ぶと、肌への摩擦を抑えることができます。

なお、仕上げや化粧直しの際にパウダーをはたきすぎると肌が乾燥しやすくなる場合があるので気をつけましょう。帰宅後など、メイクの必要がないときはすぐにクレンジングをして、保湿ケアをしてあげることも肌への負担を減らすことにつながります。

 

ワンランク上のナチュラル美肌を目指すなら

脱毛中も受けられるスキンケアとしては、美容点滴もおすすめです。

クリニックで脱毛ついでに点滴するだけなので、肌に負担をかける心配は全くありません。

点滴にはいくつ種類があり、脱毛中の人には、美白や肌荒れ、にきびに効くタイプや、免疫力をサポートする効果がある、トラネキサム酸やビタミン類配合のものが人気です。

 

 

自宅でのムダ毛処理は電気シェーバーがおすすめ

永久脱毛は一回のレーザー照射では終わらないので、4回〜5回程度はクリニックに通うことになります。通院間隔は毛周期に合わせるので、だいたい2〜3ヶ月くらいです。その間に生えてきた毛は自分で処理しますが、スキンケアの面から考えると毛抜きはやめたほうがいいです。それに次のレーザー照射が近いのにうっかり毛を抜いてしまうと、毛根がなくなるので脱毛効果が得られません。泣く泣く予約を先延ばしにする…なんてことがないようにしたいもの。

 

ムダ毛処理で一番よい方法は電気シェーバーです。カミソリは肌の表面を傷つけやすく、基本的なスキンケアさえ出来なくなる恐れがあります。電気シェーバーは使ったことがないという人もこれを機に、スキンケアグッズの一つとして買い求めてみてはいかがでしょうか。

 

 

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