【脱毛前のケア】自分でムダ毛の処理を上手に行う方法を解説します。

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    • 公開日: 2019.06.07
    • 更新日: 2023.07.25

【脱毛前のケア】自分でムダ毛の処理を上手に行う方法を解説します。

脱毛の施術に行く前のムダ毛処理ってなぜ必要なの?

そもそも、どうしてレーザー脱毛では、施術前に体毛を処理しておかなければならないのでしょうか。脱毛方法によっては、むしろ毛を伸ばしておくことがおすすめされることもありますよね。ここでは、医療レーザー脱毛で事前処理が必要になる理由を2つ紹介します。

毛根にエネルギーが当たらず肌ダメージを引き起こす可能性があるから

レーザー脱毛では、特殊な色素レーザーを肌に照射して脱毛していきます。このレーザーにはメラニン色素に反応して熱を発生させる性質があり、その熱によってメラニン色素を多く含む体毛の毛根にダメージを与えることができるのです。

ところが、メラニン色素は体毛の毛根だけでなく、体毛そのものにも多く含まれていますよね。したがって、体毛を伸ばしたままにしておくと、レーザーが伸びた体毛にも反応してしまいます。そのため、毛根に効率よくレーザーを照射できない、肌へのダメージが大きくなるといったリスクが出てくるのです。

施術中の痛みの原因になる可能性があるから

さらに、体毛を伸ばしたままにしておくことは、施術中の痛みを強くすることにもつながります。脱毛施術中はメラニン色素を含む部分に高熱が加わるため、その刺激が痛みとして感じられることがあります。そのため、体毛を伸ばしたままにしておくと、施術中必要以上に皮膚に痛みが出てしまうおそれがあるのです。

安全に、またできるだけ痛みの少ない施術を行うためにも、必ず体毛の自己処理をしてからクリニックに行くようにしましょう。

自分で行う体毛処理の具体的な方法について

体毛の自己処理には、カミソリやワックスなどいろいろなやり方があります。そのなかで、脱毛施術前に行う場合はどの方法が適切なのでしょうか。この段落では、体毛の自己処理を行う際の具体的な方法について解説します。

体毛の処理を行う際に準備するもの

脱毛施術前の自己処理では、肌へのダメージを減らすために電気シェーバーを使います。ボディ用とフェイス用、デリケートゾーン用と種類がありますが、ご自身の肌に合うものを使い分けましょう。なお、デリケートゾーン用についてはフェイス用でも代用可能です。また、長い毛をカットするために、先の丸い小さめのはさみ(眉はさみ)もあると便利です。さらに、背中やVIOなど場所によっては、自分の目で確認しながら剃るのが難しいケースもあります。こうしたときに備え、手鏡や全身鏡といった鏡も準備しておくと安心です。

長い体毛をカットする

電気シェーバーでシェービングを行う前に、まず事前の準備として長い毛をはさみでカットしておきます。電気シェーバーは基本的に短い毛を剃るために使われるアイテムです。したがって、毛が長いままの状態だと、電気シェーバーではうまく剃れません。長い毛が生えている場所については、あらかじめ眉はさみなどでカットしてから、シェービングを行うようにしましょう。ちなみに、カットする長さについては1~2cm程度が目安です。

体毛をシェービングする

長い毛の処理が終わったら、電気シェーバーで体毛をシェービングしていきます。電気シェーバーを肌に対して鋭角から直角にあて、毛の流れに逆らうように逆剃りします。このとき、肌に電気シェーバーを強く押し付けてしまうと肌を傷つけるおそれがあるので注意してください。

電気シェーバーはカミソリとは違い、何もつけないドライ剃りも可能です。ただ、より肌への刺激を減らしながら剃りたいのであれば、シェービングクリームやローションを使ってもよいでしょう。

アフターケアをする

自己処理のあとは、肌がダメージを受けた状態になっています。もし、ここで肌トラブルが起きてしまうと施術を断られるおそれもありますので、処理後はしっかりとアフターケアを行うようにしましょう。

まず、必ず行ってほしいのが保湿です。保湿ケアには肌のバリア機能の回復を助ける役割があります。処理が終わったら、すぐに刺激の少ないローションや乳液などを使い、肌を保護します。

まず、必ず行ってほしいのが保湿です。保湿ケアには肌のバリア機能の回復を助ける役割があります。処理が終わったら、すぐに刺激の少ないローションや乳液などを使い、肌を保護します。

また、処理のあとで肌にピリピリ感や赤みなどの違和感があるときには、肌が炎症を起こしている可能性があります。その場合は市販薬では対応できない場合もありますので脱毛を受けるクリニックか近所の皮膚科医院に相談するといいでしょう。

なお、自己処理のあとは肌が敏感になっています。肌への刺激になるような行動は避けたほうが無難です。肌の洗いすぎや、高い温度のお湯を使ったシャワー・入浴、日焼けには気をつけましょう。

体毛の処理を行ううえでの注意点

ここまで、自己処理の具体的なやり方について説明してきましたが、ほかに体毛を処理するときに注意しなければいけないことにはどのようなことがあるのでしょうか。この段落では、ムダ毛の自己処理を行う際の注意点について紹介します。

ムダ毛処理を行う時期・準備の注意点

1つ目は体毛の処理方法についてです。普段、ムダ毛をワックスや毛抜き、除毛クリームで処理している人もいるかもしれませんが、施術前の自己処理についてはこれらの処理方法は向いていません。

クリニックのレーザー脱毛のようにレーザーを使う脱毛では、脱毛機械を毛根に多く含まれるメラニン色素に反応させて脱毛します。そのため、毛根が残っていない状態だとレーザーが反応しなくなってしまいます。

脱毛効果を高めるためにも、毛を抜いて処理するのは避けましょう。また、肌へのダメージが大きい除毛クリームを使った処理もおすすめできません。脱毛前の自己処理については、必ず電気シェーバー、もしくはカミソリで剃って処理しておくようにしましょう。また、施術に備えて肌を回復させるためにも、剃毛は前日に済ませておくのがベターです。

ムダ毛処理全般の注意点

脱毛前の自己処理については、毛根を残す形で行う必要があります。毛を毛根から抜いて処理するのは避けるべきですし、逆に肌の表面に出ている毛が長すぎるのもよくありません。施術当日に剃り残しがあったり、自己処理から時間が空いて毛が伸びすぎてしまったりしていると、そのままの状態では施術ができないか、効果が落ちてしまいます。適切なタイミングで、丁寧にシェービングを行うようにしましょう。施術に適した毛の長さについては1mm以下が目安とされています。

VIOの処理での注意点

VIOの自己処理については、他の脱毛部位とは違った注意点があります。

まず、Vラインの処理についてです。Vラインは、ある程度毛を残しながら脱毛をする人が多い部位になります。毛を残しながら脱毛する場合、逆三角形、たまご型、スクエア型、ナチュラル型などどんな形で毛を残すのか、あらかじめデザインを決めておく必要があります。一度脱毛してしまうとやり直しが難しくなるので、自分がどんな形にしたいのか最初に決めてから施術を受けるようにしましょう。

また、IラインやOラインについては手元が直接確認できないため、自己処理が難しい部位になります。手鏡の上にまたがる、鏡の前で大きく足を開くなどして、毛を処理する部分をよく確認しながら剃るようにしてください。

Iラインについては大陰唇の部分を、Oラインについては長い毛が生えやすい肛門周辺を重点的に処理していきます。Iラインのうち、小陰唇については特に肌がデリケートなところなのでシェーバーをあてないようにしてください。

IラインやOラインはどうしても剃り残しが出やすい部位ですが、これらの部位については施術当日にクリニックの方でシェービングを剃り残しを手伝ってもらえることが多いです。皮膚の損傷を避けるためにも、無理に全部処理しようとせず、できる範囲で処理するようにしましょう。

事前のムダ毛の処理は医療脱毛・サロン脱毛どちらでも必要!

ここまで、クリニックのレーザー脱毛を受けることを前提として話を進めてきました。。医療機関であるクリニックのほか、脱毛サロンやエステサロンでも脱毛施術が行われています。

脱毛サロンなどで行われるサロン脱毛と、クリニックで行われる医療脱毛の大きな違いは使っているマシンの種類です。主にレーザーを使って脱毛を行う医療脱毛に対し、サロン脱毛では光脱毛が主流となっています。これは、メラニン色素に反応する光を照射して脱毛する方法です。レーザー脱毛も光脱毛も脱毛の大まかな仕組みとしては同じであるため、施術前のムダ毛処理についてはどちらの場合も必要になります。

永久脱毛をしたいなら医療脱毛を選ぼう

もし永久脱毛したいと考えているのであれば、医療脱毛がおすすめです。レーザーを使う医療脱毛と脱毛サロンの光脱毛の最大の違いは、使っているマシンの毛根の破壊力の違いです。レーザー脱毛では毛根を破壊できる出力でレーザーを照射しますが、光脱毛ではそこまで強力な効果のある施術を行うことは認められていません。そのため、効果を実感するためには時間がかかります。医療脱毛なら8カ月~1年で脱毛完了となるところが、光脱毛だと2年~3年かかってしまうということも珍しくありません。

たしかに、1回あたりの施術費用は脱毛サロンなどのほうが安いかもしれませんが、脱毛期間が長引けばトータルのコストはむしろかさみます。脱毛完了までに必要な費用を考えると、脱毛期間が短くて済む医療脱毛の方が結果的にお得になる可能性もあります。確実に、そして早く結果を出したい人であれば、医療脱毛がおすすめです。

脱毛に行く前の毛の処理は忘れずに

スムーズに脱毛施術を進めるためにも、事前の自己処理は大切です。当日施術を断られないようにするためにも、施術日に合わせて確実にシェービングを済ませておくようにしましょう。

ビューティースキンクリニックでは、正しい自己処理のやり方のほか、施術後のアフターケアなど専門知識を持つ医師・看護師が脱毛に関するさまざまな疑問に対応しています。また、医療機関での脱毛になりますので、脱毛が初めてという人も安心して施術がうけれると思います。これから「脱毛を始めたい!」という人は、まずは無料のカウンセリングを申し込まれてはいかがでしょうか。

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脱毛直後の肌は非常にセンシティブ。アフターケアはたっぷりと保湿してうるおいを届けるとともに、温めないようにすることが肝心です。でも肌を必要以上に冷やすことはNG。冷やしすぎは、せっかくのレーザー脱毛の効果を損ねてしまいます。

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