医療脱毛は乾燥肌や敏感肌の対策にもなる!アトピーの人は少しでも早く!

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    • 公開日: 2016.05.20
    • 更新日: 2023.07.25

医療脱毛は乾燥肌や敏感肌の対策にもなる!アトピーの人は少しでも早く!

敏感肌・乾燥肌の人は、ムダ毛処理をしたくても、積極的に取り組めないことがあります。カミソリなどでムダ毛を剃るとそのたびに肌が傷つくのがわかり、肌荒れや乾燥がひどくなってしまうからです。お肌の健康を考えて、あえてムダ毛処理をする回数を減らしている人もいることでしょう。

そんな敏感肌で乾燥に悩んでいる人にこそ体験して欲しいのが、医療レーザー脱毛です。むしろ医療脱毛はしたほうが、お肌にいいことがたくさんあります。

敏感肌や乾燥肌な人にこそ、医療脱毛が適している理由

医療脱毛をする最大の利点は、現状、肌に大きな負担となっている自己処理を中止できるということです。

ムダ毛は、自己処理しても次から次へと生えてきます。けれど、医療レーザーで永久脱毛をすれば、「ムダ毛の悩み」「自己処理による肌ダメージ」「自己処理にかかる時間や労力」このすべてから一気に解放されます。敏感肌や乾燥肌な人にとっては、「自己処理による肌ダメージ」からの解放が一番大きな意味を持ちます。

そもそも肌の表皮というのは、どのくらい厚みがあるか、ご存知ですか?答えは、約0.2mmです。その最表面にある角層は、なんと0.02mmです!

こんなにも薄くしかも曲面の多い表皮にカミソリやシェーバーの刃をあてれば、どんなに丁寧に剃っても、ムダ毛と一緒に皮膚の一部が削り取られてしまいます。とくに角層は、肌の内側の水分が外に蒸発するのを防ぎ、外部の刺激(乾燥や紫外線、ホコリなど)から皮膚を守るというバリア機能を担っています。その角層が自己処理によって傷つくと、肌の保湿力が低下して、肌を乾燥させてしまいます。だから敏感肌や乾燥肌の人は、自分でムダ毛を剃るのは一刻も早く中止したほうが良いのです。

電動シェーバーは、カミソリよりもベターですが、決してベストとは言えません。医療脱毛でムダ毛を無くすには、2ヶ月前後の間隔をあけて5回くらい通うのがひとつの目安となります。その間、毛量は徐々に減っていきますので、補完的に電動シェーバーを使う程度にとどめましょう。

医療脱毛の痛みや赤みは? 対処法は?

医療レーザー脱毛では、カミソリのように表皮を傷つける心配はありません。
ただし、ムダ毛が二度と生えてこないようにするために、毛根に比較的強いレーザーを照射して確実にダメージを与えています。その時、毛の黒いメラニン色素にレーザーが反応することを利用して熱を生じさせるため、毛根を包んでいる毛包全体が熱を帯びて、炎症が起きた状態がしばらく続きます。その余熱効果もあって、永久脱毛の効果がしっかりと得られるのです。

レーザーの熱ダメージを直接受けるのは毛根であり、レーザーを照射した際は、表皮を輪ゴムでパチッと弾かれたような痛みを感じます。乾燥肌の人は肌の保湿力が低下しているときに、このパチッとした痛みを感じやすくなる傾向があります。クリニックでは痛みに耐えられない人がいることを想定して、麻酔クリームや笑気麻酔が用意されています。

また、毛根にレーザーを照射した後は、表皮にも一時的に赤いむくみが出ます。これは、ほとんどの人に起こる正常な反応なのですが、敏感肌の人は日頃から外的刺激に弱いと実感しているため、赤みやむくみが収まるのか不安になるかもしれません。赤みは徐々に収まり数日間で消失しますが、もし赤みや炎症が続く場合は、弱めのステロイドの塗り薬や、炎症を抑える飲み薬(抗ヒスタミン薬)を処方して治療することができます。さらに万全の体制をとって患者さんの不安を取り除くために、内服や点滴で処方する強めのステロイドを用意しているクリニックもあります。

クリニックや病院には医師が常駐していて、麻酔や肌トラブルの治療薬を処方することができます。肌が弱いという不安がある人は、脱毛は医療機関で行ったほうが良いでしょう。エステやサロンの光脱毛は医療行為として認められていませんし、麻酔や薬を処方できません。もし肌トラブルが起きたら、サロンから別の場所にあるクリニックにわざわざ行くことになりますのでその点にも留意しましょう。

アトピーでも脱毛の施術はできるの?

アトピー性皮膚炎の人が、自分でムダ毛処理をすると肌への負担がかなり大きいため、できるだけ早く中止して、医療脱毛に切り替えたほうが良いです。アトピー性皮膚炎であっても、お肌の状態次第では医療レーザー脱毛を受けることができます。

アトピーの場合は、表皮のバリア機能低下により保湿力が弱まっていて、皮脂の分泌量が不足し、外からの刺激にも弱い状態です。かなり乾燥しやすく表皮が白っぽくカサカサしたり、痒みを伴う湿疹や丘疹がでたりするため、かきむしってしまいさらに症状が悪化することもあります。一度症状が治っても繰り返し湿疹が発生するケースが多く、症状を抑えて肌の状態を改善していくには、専門医とよく相談をする必要があります。

そのため、まず専門医のいる皮膚科などを受診して、痒みや赤みを抑える薬を処方された場合はしっかりと利用しましょう。それで肌のプレケアをしたうえで、医療レーザー脱毛を行っているクリニックでカウンセリングを受けてみましょう。

カウセリングの結果、医療脱毛を受けられることになれば、脱毛後には炎症を抑える薬などを別途処方されることが考えられますので、アフターケアとしてそちらもきちんと塗ります。アトピーの人にとっては、プレケアはもちろんのこと、脱毛後のアフターケアも重要ですので、医療脱毛のクリニックを選ぶときは、「皮膚科に精通した医師が居ること」を条件に探したほうが後々安心です。

脱毛後はしっかりと保湿をしてあげる

乾燥肌や敏感肌の人であれば、普段から化粧品は低刺激のものを選ぶなど、気を使っていると思います。医療レーザー脱毛を受けた後は、普段使いしている肌が慣れているもので良いので、保湿を最優先にお肌のケアをしてあげてください。

もしも、いつもの化粧水や美容液を肌につけたときにピリピリ感があるようなら、肌のバリア機能が低下したり乾燥したりしているサインかもしれません。アルコールフリーの敏感肌用化粧水などをたっぷりと使って水分補給をすることで、バリア機能を立て直していきましょう。表皮の角層に十分な水分を与えると、古い皮膚が新しい皮膚へと生まれ変わるターンオーバーサイクルを助けることができます。ターンオーバーはだいたい28日ごとに繰り返されるので、1ヶ月間は保湿に力を入れ、規則正しい生活や食事を心がけると、バリア機能も復活してくるはずです。

ちなみに、皮膚科医がおすすめするメタトロンなど、クリニックで推奨されているブランドの保湿化粧水は、敏感肌や乾燥肌の人にもおすすめできます。

まとめ

自分の肌は、一生ものです。できれば若いうちに医療レーザー脱毛を済ませておいたほうが、ムダ毛を自分で処理する期間が短くなって、肌への負担を大幅に減らせます。10代、20代のうちは、肌に蓄積されたダメージがまだ少ないので、カミソリで剃ったり毛抜きで抜いたりということを繰り返していても、乾燥や肌荒れがそれほど気にならないかもしれません。でも自己処理を甘くみていると、30代、40代と年齢を重ねたときに、お肌へのダメージは深刻さを増していきます。

ムダ毛がなくなれば、そのあとはもう一生、大切な肌を痛める必要がなくなります。ムダ毛の処理に割いていた時間を、お肌のスペシャルケアにあてることだってできるのです。乾燥肌や敏感肌であればなおさらのこと、なるべく早く自己処理は止めて、クリニックの医療脱毛に乗り換えましょう。

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