医療脱毛で解決 埋没毛が出来る原因と対策

    • 脱毛全般
    • 公開日: 2016.04.05
    • 更新日: 2023.07.25

医療脱毛で解決 埋没毛が出来る原因と対策

ムダ毛の悩みの中でも治すのが難しいのが「埋没毛」です。お肌をキレイに見せたいという乙女心に反して、脱毛することによって出来やすくなります。目立つうえに、繰り返し発生する可能性がある埋没毛は放っておくのが良いのか、すぐに取り出すほうが良いのか、正しいのはどちらでしょうか?

埋没毛はなぜ出来てしまうの?

埋没毛は、毛穴が何らかの理由で塞がってしまったときに起こります。その最大の原因は、カミソリや毛抜きなどを使ったムダ毛処理です。

埋没毛の原因になる自己流のムダ毛処理

ムダ毛を自分で処理すると、表皮が傷ついたり、そこからバイ菌が入ったりすることがありますが、肌はそうしたダメージを受けると自然の治癒力を働かせて、傷や炎症を治そうとします。その過程で、皮膚の毛穴が塞がってしまうことがあるのです。引っかき傷などが治るときに、かさぶたができることをイメージするとわかりやすいでしょう。

自己流で脱毛しても、毛根細胞は生き残っているので毛はまた再生します。毛穴が塞がってしまっていた場合は、毛が皮膚の下を這うようにして伸びてしまうことがあり、これが埋没毛となります。

ニョロっと黒い筋状に見えたり、ほくろのように点状に見えたり…埋没毛は、カミソリで簡単にムダ毛処理を済ませている女子にとっては割と「脱毛あるある」的な現象です。しかし彼氏が見たら「うわ、毛が這っているよ…」と引かれるかもしれないので、きちんと対策したほうが良いですね。

でも埋没毛になったからといって、焦って毛を出そうとほじくり出すのは厳禁です! 埋没毛の予防方法・出来てしまったあとの対策方法・根本的な治し方について、順に説明していきます。

埋没毛を予防するおすすめの方法

出来てしまった埋没毛を解消するには、ある程度の時間や手間がかかりますので、普段から肌をお手入れして予防することを心がけましょう。ムダ毛の自己処理は今すぐ中止したうえで、保湿とUVケアに力を入れて、肌荒れや日焼けによる炎症などが起きないように気をつけます。肌を柔らかく健やかに保つお手入れを日々行うことで、毛穴のキメを整えて、毛が正常に生えるのを助けることができます。

しかし、ムダ毛の多さに悩んでいる人は、自己処理しないわけにはいかない場面も出てくると思います。その場合は、やり方に十分注意してください。

埋没毛を防ぐためのムダ毛処理方法

カミソリや毛抜きは使わず、電動シェーバーを使う

カミソリの刃で表皮が削り取られたり、毛抜きによって毛根や毛穴に強い負荷がかかったりするのを避けるため、カミソリや毛抜きは使わないでください。肌にやさしい電気シェーバーを使うのがおすすめの方法です。

肌を傷つけて毛穴が塞がるのを防ぐことはもちろんですが、表皮が傷ついて治ることを繰り返すと、皮膚はだんだんと硬く厚くなっていき、さらに埋没毛が出来やすい肌状態になってしまいますので、それを防ぐ意味もあります。

カミソリは複数枚刃にしてクリームを併用

どうしてもカミソリを使う場合は、肌に負担のかかりやすい一枚刃ではなく、3枚刃程度のものを選び、シェービングクリームを併用しましょう。剃るときは、毛の流れと逆さまにカミソリを当てると表皮が削り取られてしまいやすいので、毛の流れにそって優しく処理しましょう。

出来てしまった埋没毛への対策方法

埋没毛になってしまったら、皮膚の下に埋もれた毛を取り出さなければ、治すことはできません。でも、毛抜きや針などでほじくり出そうとしたり、自分で肌を切開したりしては絶対にダメです。余計に肌が傷ついて、ますます埋没毛の原因になってしまいますし、自己流では消毒が不十分なことも多いため、炎症を起こしたり傷跡が色素沈着してシミになったりする恐れもあります。

Step01 肌荒れを正常化する

まずは表皮の傷や毛穴の炎症などを治し、化粧水やクリームなどで保湿して、肌の潤いと柔らかさを取り戻すことが先決です。お手入れの際に摩擦を加えないように注意し、スクラブ系の洗浄剤などは使わないようにしましょう。

Step02 グリコール酸などでピーリングする

肌荒れが治ったら、表皮の角質を溶かす効果のあるグリコール酸や乳酸などのピーリング剤を肌に塗って、徐々に埋没毛が表面に出てくるようにする対策をすることも可能です。ピーリングはシミやくすみを改善する美容目的で用いられますが、角質層に浸透して硬くなった表皮を薄くしたり、肌が生まれ変わるターンオーバーの正常化を促したりするため、埋没毛にも効果があります。

Step03 クリニックで脱毛する

肌の弱い人は肌荒れを起こしやすいですし、埋没毛ができたときの対策としてピーリングが向かないこともあります。そのため、最も肌に優しい埋没毛対策は、クリニックで脱毛して毛を根元から無くしてしまうことです。

埋没毛は放置するとどうなる?

肌の下にある埋没毛は、時間をかければ自然の貪食(どんしょく)作用によって、毛が皮膚内に取り込まれて無くなっていくのですが、放っておくと数年経っても治らないことがよくあります。その場合に一番問題となるのは、やはり見た目です。肌荒れが治っても埋没毛がなかなか治らない場合は、皮膚科で取り出してもらうことが一番早く解決できる方法だといえるでしょう。

ただ、埋没毛が出来てしまう肌というのは、健康で美しい状態とは言えません。一旦埋没毛を取り出しても、そのままムダ毛の自己処理を繰り返せば、はじめは一箇所だった埋没毛がどんどん増えてしまうことも考えられます。

そのため、やむなく埋没毛を取り出そうと考えている人は、度々皮膚科を訪れるよりも、永久脱毛が出来るクリニックを訪れて、埋没毛の原因となる毛そのものを無くす相談をしてみるほうが良いかもしれません。

埋没毛があるのに医療レーザー脱毛しても大丈夫?

すでに埋没毛がある人でも、医療脱毛は問題なくできますし、脱毛効果もちゃんと得られます。

ただ、医療脱毛ではレーザーを照射した毛がその場で消えて無くなる訳ではなく、普通は2〜3週間後にポロポロッと抜け落ちてきて、その毛穴からは二度と毛が生えてこなくなります。つまり、埋没毛が脱毛して毛穴から抜けた後も、その毛はしばらく肌の内部に留まったままです。それが気になる場合は、はじめから皮膚科医のいる脱毛クリニックを選ぶと話が早いです。クリニックによっては、レーザー脱毛の前に埋没毛だけを取ってくれる場合もありますし、脱毛と並行してピーリングなどの美容施術を受けることも可能ですから、カウンセリングの段階でドクターに相談してみましょう。

永久脱毛で埋没毛を解決するメリット

カミソリなどのムダ毛処理で肌を痛めてしまっている肌には、埋没毛が繰り返し起きてしまうことが心配されます。埋没毛自体は取り除けば解消されますが、より根本的な解決方法は、埋没毛が出来にくい健康な肌を手に入れることです。

ムダ毛の多さに悩んでいる人ほど、肌に負担の大きい自己処理を繰り返しがちなので、埋没毛ができる可能性も高くなります。そんな人にこそ、ムダ毛と永久にさよならできる医療脱毛で、肌を改善することをおすすめしたいです。肌が綺麗になるだけでなく、埋没毛対策する手間から解放され、お手入れがとても楽になりますよ。

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